第55回フィットネスデザイン交流会「運動と認知機能の最前線」を行いました

フィットネスデザイン交流会は,スポーツや身体活動に関する皆様の情報交換の場で,毎月第3水曜日に行っています.

第55回目になる今回は,北海道大学特任助教のの石原暢さんより,「運動と認知機能の最前線」というテーマでお話し頂きました.
序盤は運動の必要性について概要を説明して頂き,当たり前と思われている内容も具体的なデータを示すと,不活動は思った以上に様々な影響を及ぼすことや,社会全体ではかなり深刻な状況であることが分かりました.
その後,子供の運動と学業成績の関係,学業成績と関連すると考えられる認知機能と運動の関係など,明らかになっていることと十分に明らかではないことを,理解しやすくお話し頂きました.
後半は青年期以降の運動が認知機能に及ぼす影響や,その他の社会生活における能力とも関連するかどうかの研究が行われていることなど,本当に「最前線」のデータを紹介頂きました.
運動と認知機能については,関連が深い様子であることはありありと伝わってきましたが,「研究」としてはまだ明確でない部分もあるようです.
ただ一つ言えることは,「運動はしないといけない」ということですね.

次回のフィットネスデザイン交流会は,12月の第三週水曜日に行います(12月18日).
皆さんのご参加をお待ちしております.

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