【フィットネスデザイン交流会】
毎月第3水曜日に行っている,スポーツや運動に関わる指導者・競技者・インストラクター・治療者・研究者の交流会,フィットネスデザイン交流会は8月も行いました.
今回は理学療法士であり,パーソナルトレーナーやスタジオインストラクターの経験も持つ角谷尚哉さんに「トレーナーからの下克上 ~自分たちの仕事を理解してもらうために必要な知識・行動~」というタイトルでお話し頂きました.
角谷さんは札幌医科大学で理学療法を学び,修士を終了した後帯広市内の病院で理学療法士として4年間勤務後,現座は北海道大学大学院で研究をされています.
研究というと大学や研究者が行う印象があるかと思いますが,実は個人で活動しているトレーナーにもできるということをお話し頂きました.
これから求められるであろう医療との連携を行うためにも,自分たちがしている仕事を客観的に且つ学術的に発信していくことは,医療業界からの信頼を得るためには重要なことになります.
トレーナーが学術的に活動することで広がる可能性を独自の切り口で解説しつつ,トレーナーの仕事を学術的に発信するために必要なノウハウをお話し頂きました.
医療の現状と課題に始まり,トレーナー(またはその界隈の人)に何ができるのか?というようなことをお話し頂きました.
多くの人に必要とされる領域を掘り出すために,どのようにネットワークを作るべきか考えさせられる内容でした.
質疑の時間から昼食中まで,ビジネス・政治から現場のトレーニングまで多岐にわたる話題で盛り上がりました.
フィットネスデザイン交流会の定例会は,毎月第三水曜日に行っております.
来月も通常通り開催いたしますので,ご参加のほどよろしくお願い致します.