スポーツや身体活動に関わる方々に向けて開いているフィットネスデザイン交流会は,12月20日に第32回目を行いました.
今回は新潟大学教育学部の後藤康志さんより「指導者は学習者をどうみているのか~ウェアラブルカメラ映像による教育工学的アプローチ~」というタイトルでお話し頂きました.
小学生に対する授業中に,熟達教師はどこを見ているか?という内容で,直接スポーツの指導についてではありませんでしたが,非常に参考になる内容でした.
「みえていない.指導できない.」「みえている.指導できない.」「みえている.指導できる.」という段階に分割して,どのようなことに気を付ければ「みえている」状態に至るのか,をお話し頂きました.
指導者が違っても同じやり方が成り立つのか?というご質問も投げかけられましたが,最低限の共通点が見つかればそれだけ指導の質も上げられるのでは・・・とのことでした.
また,序盤はメディアリテラシーの内容についても触れられて,トレーニング内容の取捨選択もリテラシーが重要であることが再認識させられました.
フィットネスデザイン交流会は来月も第3水曜日に予定しております.
次回は通常通り午前中に行います.
ご参加の程,よろしくお願い致します.