フィットネスデザイン交流会は,スポーツや身体活動に関する皆様の情報交換の場で,毎月第3水曜日に行っています.
第49回目の今回はTWIST Sapporoパフォーマンスコーチで,知的障害者アルペンスキー日本代表のストレングス&コンディショニングコーチの大上達也さんよりというタイトルでお話し頂きました.
大上さんからは,まずはじめに障害者スポーツの団体や大会についてご説明頂き,その後指導するうえでは「障害を障害と捉えない」ことを基本としていることを,具体的な例を挙げながらご説明頂きました.
子供を教えるように丁寧に伝える,ということにも似ている内容ながら,対象者の身体や感じ方が子供とも違うことによる伝え方の違いや育て方を詳細にお話し頂きました.
後半では「パフォーマンス」という言葉をどう考えるかについて述べて頂き,前半でお話し頂いた具体的な指導とその根底にある考え方に言及してもらえました.
フロアからは,具体的な方法論から原理に至るような内容までたくさんの質問があり,運動指導そのものを考えさせられる内容でした.
次回のフィットネスデザイン交流会は通常通り第3水曜日(6月19日)なのですが,50回記念で夕方(18時頃)からお酒も入るような形式で行う予定です.
普段お仕事でお越しになられない方も,是非お越しください.
よろしくお願い致します.