第70回フィットネスデザイン交流会「スポーツにおけるアイウェアの重要性」を行いました

 フィットネスデザイン交流会は,スポーツや身体活動に関わる皆様の情報交換の場で,毎月第3水曜日に行っています.
 今回は話題提供者も参加者も全て遠隔で,という初めての形態で実施することになりました.
 
70回目を迎えた今回は,パーソナルトレーナーでランニングクラブの運営もしている永井英聡さんより,「スポーツにおけるアイウェアの重要性」というタイトルでお話し頂きました.
 そもそもの目の構造からお話は始まり,視力にもただ「C」の方向を見るだけではない様々な評価基準があることを説明頂きました.また,目の構造や視力の評価基準から考えられたビジョントレーニングの方法を紹介されました.
 後半は光の波長の話から色覚について説明頂き,アイウェア(サングラス)によって陰影や地形,球際などが見えやすくなることをご紹介頂きました.サングラスはまぶしさを抑えるだけではなく,見えやすくなることでパフォーマンスアップにつながることを,実例をあげながらお話頂きました.
 きちんと「見る」ことができなければ,いくら体力や技術があってもスポーツではパフォーマンスを発揮できないので,これから「目」の役割が重視されるとともに,正しいアイウェアの選び方や使い方も知る必要がありますね.
 特に,ジュニア指導においては,身体の不器用さではなく見方・見え方によって運動ができていない可能性もあるので,指導者には知識が必要だと言えます.

 フィットネスデザイン交流会ですが,次回は7月21日に予定しております.
 皆様のご参加をお待ちしております.

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